入れ歯治療で大崎シティデンタルクリニックが大切にしていること
入れ歯とは義歯の一種で、何らかの原因により失われた歯、および歯茎や粘膜を補うための装置です。
部分入れ歯と総入れ歯の2種類があり、さらに細かく分類すると保険適用で作成できる入れ歯と、自費で作成する入れ歯に分けられます。
義歯にはほかにブリッジとインプラントがありますが、入れ歯はブリッジに比べると負担が少ないのですが、インプラントに比べると他の歯に負担がかかる点がデメリットの1つです。
そのため、大崎シティデンタルクリニックではご自身の健康な歯を生かすためにも、インプラントを組み合わせた治療を推奨しています。
永久歯はいったん抜けると二度と生えてくることはありません。そのため、当院では中長期的に患者様の口腔(こうくう)内の状態や見た目を良くする方針で、日々の治療活動に取り組んでいます。
入れ歯に関してもなるべく他の歯にかかる負担を減らし、健康寿命を延ばすべく、20〜30年先を見据えた治療プランを丁寧に説明・提供しています。
大崎シティデンタルクリニックが提供する入れ歯治療
大崎シティデンタルクリニックの入れ歯治療には以下3つの特徴があります。
- インプラントと組み合わせた入れ歯が提供可能
- 多種多様な入れ歯を用意。患者様に合った入れ歯をご提案
- アフターサービスの充実
はじめに、大崎シティデンタルクリニックが提供する入れ歯治療の特徴や、入れ歯の種類などについて解説します。
インプラントと組み合わせた入れ歯が提供可能
大崎シティデンタルクリニックが提供する入れ歯治療の特徴の1つが、インプラントと組み合わせた入れ歯治療を提供できる点です。
入れ歯とインプラントを組み合わせることで他の歯への負担を軽減し、通常の入れ歯よりもしっかりと咀嚼できる点がメリットとなっています。
主な手法としては以下の2つが挙げられます。
- ロケーター
- バーアタッチメント
ここでは、2つの施術法の特徴やメリット・デメリットについて解説します。
ロケーター
ロケーターはインプラントロケーターとも呼ばれる入れ歯治療の手法で、あごの骨に埋入したインプラントに、ロケーターアタッチメントで入れ歯を固定する点が特徴です。
入れ歯が歯茎にしっかりと固定されるため、従来の入れ歯のように食事中に外れたり、会話中にズレたりするお悩みが解消されます。
部分入れ歯・総入れ歯ともに対応可能で、最小2本のインプラントで支えるため、身体やあごへの負担が少ない点もメリットの1つです。
インプラントだけで対応するよりは咬合力で劣りますが、通常の入れ歯に比べれば十分な「噛(か)む力」が得られます。
ロケーターのデメリットとしては健康保険が適用されないため、治療費が高額になりやすい点が挙げられます。
バーアタッチメント
バーアタッチメントは部分的に歯を失ったケースや、歯根部だけが残っているケースで用いられる手法です。
残っている歯根部に金属製のバーを取りつけ、クリップの付いた入れ歯を固定する点が特徴です。
通常の入れ歯で見られるクラスプ(留め金)がないため目立ちにくく、安定感に優れている点がメリットとなっています。
バーアタッチメントのデメリットとしては、歯根が残っていないと施術を受けられない点や、保険が適用されない点などが挙げられます。
多種多様な入れ歯を用意。患者様に合った入れ歯をご提案
大崎シティデンタルクリニックの入れ歯治療では、患者様の口腔内の状態やご希望に応じて、以下に代表される多種多様な入れ歯および施術法をご用意しています。
- 金具で引っ掛ける入れ歯
- スマイルデンチャー
- コーヌスクローネデンチャー
- マグネットデンチャー
ここでは、それぞれの入れ歯の特徴やメリット・デメリットについて解説します。
金具で引っ掛ける入れ歯
金具で引っ掛ける入れ歯は、残っている歯に専用の金具(クラスプ)で義歯を固定するのが特徴です。
金属製のクラスプにはさまざまな種類がありますが、ワイヤークラスプやエーカースクラスプなどには保険が適用されます。
費用面の負担を軽減できる点がメリットのクラスプですが、目立つ点やフィット感に問題を生じやすい点などがデメリットとなっています。
スマイルデンチャー
スマイルデンチャーは金属製のクラスプを使用せず、弾力性のあるナイロン樹脂で作られた部分入れ歯です。
クラスプを使用していないので目立たないうえ、耐久性や快適性にも優れている点がメリットの1つです。
自費診療で行う入れ歯治療のなかでは比較的安価な点も、スマイルデンチャーのメリットと言えます。
自然な見た目で審美性にも優れたスマイルデンチャーですが、作成に時間がかかる点や、壊れたときの修理が難しい点などがデメリットとして挙げられています。
コーヌスクローネデンチャー
コーヌスクローネデンチャーはドイツ式入れ歯であるテレスコープデンチャーの一種で、土台となる歯を削って2重構造の内冠(クローネ)を被せ、義歯をつけた外冠を装着するのが特徴です。
歯槽骨(あごの骨)自体を削るインプラントに比べると身体への負担が少なく、治療期間もおよそ1〜2ヶ月と短い点がメリットとなっています。
コーヌスクローネデンチャーのデメリットとしては、対応できる医師が少ない点や、土台となる歯を削る必要がある点などが挙げられています。
マグネットデンチャー
マグネットデンチャーは、400〜800ガウスの異なる磁力のマグネットを利用して入れ歯を固定する治療法です。
磁力で固定するためすきまができにくく、しっかりと噛める点がメリットの1つです。また、部分入れ歯だけでなく、総入れ歯にも対応できます。
デメリットとしてはMRI検査を受ける際に外さなければならない点や、残っている歯や骨の状態によっては適応できない点などが挙げられます。
アフターサービスの充実
大崎シティデンタルクリニックでは、さまざまな種類の入れ歯治療を提供しているだけでなく、アフターサービスにも力を入れています。
入れ歯治療を行った際には手法によらず粘膜の形に影響を生じるため、変化に合わせて定期的に調整する必要があるためです。
日常の食事や噛み方の癖などが原因で入れ歯自体にも汚れや摩耗などが生じるため、担当医や入れ歯専門の技工士によるチェックを受ける必要があります。
また、定期的な清掃を受けることで入れ歯が長持ちするだけでなく、清潔で快適な装着感を保ち、口臭を予防する効果が期待できます。
インプラント治療と比較した際の入れ歯治療のメリット・デメリット
インプラント治療と比較した際の入れ歯治療の主なメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
治療に要する期間が比較的短い | 違和感を生じやすい |
施術法によっては健康保険が適用される | 寿命が7~8年と短い |
自由診療のケースでも安価な治療法がある | 自然歯と色が異なり目立つケースがある |
適応対象が広い | 入れ歯洗浄剤で洗浄・消毒する必要がある |
インプラントに比べると入れ歯は適応対象が広く、自由診療であったとしても比較的安価な点がメリットです。
治療に要する期間もインプラントの場合は3〜10ヶ月と長期にわたりますが、入れ歯であれば1ヶ月で治療が終わるケースも珍しくありません。
しかし、インプラントに比べると入れ歯はズレるなどして違和感が生じやすく、寿命が7〜8年と短いため定期的に作り直す必要があります。
また、自然な見た目のインプラントとは異なり、入れ歯は自然歯との色の違いが目立つケースも多く、「入れ歯にしてから口を開けて笑えなくなった」方もいます。
そのため、大崎シティデンタルクリニックでは、インプラントを組み合わせた入れ歯治療を推奨しています。
入れ歯治療は大崎シティデンタルクリニックにおまかせください
かつては歯を失うと入れ歯で補うのが一般的でしたが、技術の進歩にともないブリッジやインプラントなど、より違和感を生じにくい治療法が主流となってきています。
入れ歯やブリッジ、インプラントにはそれぞれメリットとデメリットがあるため、自分の歯の状態や費用だけでなく、20〜30年先を見据えた治療を選択することが重要です。
大崎シティデンタルクリニックでは生涯にわたり歯や口腔内の健康を維持できるよう、入れ歯とインプラントを併用した治療を推奨しています。
入れ歯治療を検討している方はもちろん、現在使用している入れ歯に違和感がある方も、大崎シティデンタルクリニックまでお気軽にお問い合わせください。