こんにちは、歯科医師の松本です。
本日は口内炎についてのお話しをします。
皆さん一度は、口内炎を経験したことがあるのではないでしょうか。
お食事の時やブラッシング時に口内炎に触れると痛いですよね。
できると本当に厄介な存在です。
では、なぜ口内炎はできるのでしょうか。
①鉄分やビタミンの不足などの食生活の偏り
特にビタミンB2はお口の粘膜を再生する働きがあるので、積極的に摂るようにしましょう。
②体力の低下、ストレスや睡眠不足
体が疲れていると免疫力が低下し、お口の中に存在する菌(常在菌)によって口内炎ができます。
③虫歯や、歯の詰め物があっていない
虫歯で歯が尖っていたり、合っていない詰め物がある場合、お口の粘膜がこすれて傷がつくことに
よって口内炎ができます。お近くの歯医者を受診しましょう。
④ウイルスや細菌
ヘルペス、梅毒、クラミジアなど様々な種類のウイルスや細菌が原因で口内炎はできます。
この場合は市販の軟膏では治癒しないので、内科、皮膚科、耳鼻咽喉科を受診しましょう。
⑤アレルギー
薬品や金属などのアレルギーによっても口内炎はでます。
予防法としては、バランスのとれた食事を摂り、食後は歯磨きやうがいをしてお口の中を清潔に保つことが大事です。
通常の口内炎の場合は、1~2週間程度で自然治癒しますが、つらい症状の場合は塗り薬、貼り薬などで対処致しましょう。
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