こんにちは。
歯科医師の渡邉です。
最近は夏の暑さも通り過ぎ、秋の気配を感じる季節になってきましたね。
今回は、歯肉についてのお話しをさせていただきます。
歯科医院に皆さまが来院され、治療をお受けになられるための主訴は様々だと思いますが、治療をしていくうえで我々が気をつけなければいけないポイントがいくつかあり、その中で重要な要素のひとつが歯周病の予防です。
虫歯の治療、歯を失った部位を回復する、歯列矯正をする、等の処置をする際に歯肉が腫れた状態できれいに処置をすることは困難であり、根本的に改善することはできません。
そのため当院では徹底した歯石の除去、歯磨きのご指導を治療と並行しておこなっております。
そして歯周病の治療が落ち着き歯肉の状態が良好になったところで最終的なかぶせものをかぶせていきます。
上記の写真は、ブリッジという装置をいれる前の型採りをする段階での状態です。
歯石を除去した状態で患者様に歯磨きを頑張っていただき歯肉が引き締まった状態で、歯をかぶせるための形に形成し、仮歯を入れて歯肉の形態を整えるとこのようになります。
健康な歯肉にするために、歯周病の治療は不可欠のため、患者様のご協力をいただき二人三脚で良い結果へたどりつければ幸いです。
https://www.ohsakicity.dental/treat-perio.html
治療が終わった後も定期的なメインテナンスを行っていくことで良好な口腔内を維持できるため、定期的に検診においでいただきたいと思います。
渡邉