こんにちは。衛生士長の赤岩です。
7月に入り、本格的な夏の訪れを
感じる時期になりました。
そんな夏の暑い日には、
「炭酸飲料を飲みたくなる」
という方も
多いのではないでしょうか。
炭酸飲料や豆類など、
ある種の飲食物は
摂りすぎることで
体の中にガスをためて、
ゲップやおならの
原因になります。
一方で、特にそのようなものを
口にしなくとも、
「年中ゲップやおならが頻繁に出る」、
「お腹が張って苦しい」
といった症状に
悩まされたことは
ありませんか?
このような症状に思い当たる方は、
「呑気症(どんきしょう)」を
疑う必要があるかもしれません。
大量に空気をのむと不調を招く!?
呑気症は、
過剰に空気をのみ込むことで、
胃や食道、腸に空気がたまり、
頻繁なゲップ、おならなどを
引き起こす症状です。
この症状は、
ストレスが要因となって
発症しやすいことが
明らかになっています。
そして、その数は
日本人の約8人に1人に
上るとも言われるほどです。
ストレスの多い現代社会においては、
誰しもが呑気症に
なりうると言っても
過言ではありません。
無意識の行動が呑気症を引き起こす!?
では、ストレスは
どのようにして呑気症を
招くのでしょうか?
ここでカギとなるのが
歯の噛みしめです。
リラックスしているとき、
上下の歯の間は
離れていますが、
不安や緊張から
ストレスを感じると、
無意識に歯を
噛みしめる回数が増えます。
このとき、舌が上あごに
貼り付くことで、
のどの奥にたまっただ液と
空気をのみ込むことになります。
こうして必要以上に
体に取り込まれた空気が、
ゲップやおなら、
お腹の張りなどの
症状を引き起こすのです。
症状に思い悩んだらまずは相談を!
頻繁なゲップやおなら、
お腹の張りなどが続く場合は、
まずは正確な原因を
探る必要があります。
その中でも
呑気症が疑われる場合は、
最大の原因である
ストレスの解消が
対策として効果的です。
しかし、日常生活から
ストレスを完全に無くすことは
容易ではありません。
そこで、日常の中で
ストレス解消に取り組みつつ、
先に挙げた噛みしめを
軽減するために、
マウスピースを装着することも
対処法のひとつです。
市販のマウスピースもありますが、
歯科医院でお口に合ったものを
作製することで、
より高い効果が期待できます。
「もしかしたら呑気症かも…」
と思い当たる方は、
お気兼ねなくご相談くださいね!
医療法人社団 則真会 大崎シティデンタルクリニック
〒141-0032
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