あけましておめでとうございます。
院長の石橋です。
1月はお餅を楽しみにしている方も
多いのではないでしょうか?

 

お餅といえば、
杵と臼を使ってつくのが
「餅つき」の昔ながらの方法ですね。

最初はもち米の粒がなくなるように
グイグイと潰しますが、
それ以降は
力を入れすぎないことがコツ
だそうです。

 

力いっぱい振り下ろして
いるように見えますが
適切な力加減がある
ということですね。

 

実は、
歯みがきも餅つきと同じで、
適切な力を意識することが大切です。

 

強すぎる歯みがきには
リスクも隠れています。

 

 

もったいない!
力を入れすぎると汚れが落ちない!?

歯をピカピカにしたくて
必要以上に力を入れて
磨いていませんか?

 

きれいにしたい!
という気持ちは素晴らしいのですが、
ゴシゴシと力強く磨けばいい、
というものではありません。

 

余計な力を入れて歯を磨くと、
歯ブラシの毛先が広がってしまいます。
すると、
効率よく汚れをかき出すことができず、
磨き残しが多くなってしまうのです。

 

 

 

こうして汚れが残った状態が続くと、
むし歯や歯周病のリスクも高くなります。

 

 

汚れが取れないだけじゃない!
誤ったブラッシングでむし歯リスクが余計に高まる!?

誤ったブラッシングのリスクは、
「汚れが落ちないこと」
だけではありません。

 

歯と歯ぐきの境目を磨くときに
力強く磨いてしまうと
歯ぐきにも
「力強いブラッシング」が
当たってしまいます。

 

このような磨き方をしてしまうと、
歯ぐきが下がってしまうことも。

 

そして、歯ぐきが下がると
敏感な歯の根っこが露出し
知覚過敏を引き起こしてしまうのです。

 

さらに、
歯の根っこはむし歯に弱く、
露出していると
5年後のむし歯リスクが
3倍も高くなる
と言われています。

 

 

正しいブラッシングで歯を守る!
力加減を覚えよう!

こうしたリスクを避けるためには、
正しいブラッシング
をすることが大切です。

 

適切なブラッシングの力加減は、
150g~200g程度
だと言われています。

 

この力加減はどれくらいなのか、
簡単に確認できる方法があります。

 

歯ブラシを用意し、
ご自身の爪に毛先を当ててみてください。

 

このときに、
「爪に当てても毛先が開かない程度」
が適切な力加減です。

 

 

 

歯ぐき下がりを防ぐ!
磨き方を見直そう!

残念ながら
下がってしまった歯ぐきを
元に戻すのは困難です。

 

そのため、
日ごろから正しい力加減を覚えて
歯みがきをするように
心がけることが大切です。

 

ポイントは、
毛先がきちんと
歯の面に当たるようにして、
優しく小刻みに動かすこと。

 

 

 

当院では、
歯みがきの方法や
道具の使い方指導も
おこなっています。

 

「最近歯の根元がしみるな」
「正しい歯みがき方法が気になる」
という方は
ぜひお気軽に当院までご相談ください。

 

 

 

医療法人社団 則真会 大崎シティデンタルクリニック
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