ストップ!口呼吸② 口呼吸を簡単に治す3つの方法
こんにちは
大崎シティデンタルクリニック歯科衛生士の見里です(*^_^*)
前回、口呼吸は虫歯、口臭、アレルギー体質になる、など様々なリスクを高めるとお伝えしましたが
今回は
《自分でできる口呼吸の改善方法》
について お話いたしますm(_ _)m
口呼吸を簡単に治す3つの方法
まずは自分が口呼吸をしている、という自覚をしっかりと持ち、日頃から意識することが重要で、これだけでも改善がみられることが有るようです。
そして下記の3つの方法を実践するだけで、驚くほど改善する人もいるようです。
- 睡眠時にサージカルテープを口に貼る
(口の中央に縦に貼り、全部覆ってしまわないように) - 片方の歯だけで物を噛まない
- ガムなどを噛んで咀嚼筋を鍛える
※すべての方に効果があるわけではありません。
※ 1の場合、鼻の病気のある方は、呼吸ができなくなりますので、必ず鼻を耳鼻科で治療してからチャレンジして下さい。
※ 物を噛む時は奥歯を使い均等に噛みましょう。
とっても簡単ですから是非チャレンジしてみてください!!
それでも改善が見られない人の原因は
上記の方法でも改善されない人は「舌の位置」がキーポイント
口を閉じた状態で舌の位置はどこに有りますか?
舌が硬口蓋(口の中の上壁)にぴったりとくっついているのが理想的ですが、実際は舌の一部でも硬口蓋についていたら正常と言われています。
口呼吸している人は、舌が硬口蓋に付いておらず、上の前歯辺りか下の歯以下についている可能性が高いと言われています。
あなたは口を閉じた時、舌は硬口蓋(上壁)についていますか?
舌筋を鍛える「あいうべ体操」を始めよう!
舌の位置が正常ではない方は舌筋を鍛えるのが最も効果的です。
そこで今井一彰先生が考案したのが「あいうべ体操」です。
その名の通り、
「あ・い・う・べー」と
口全体を使って発声する方法です。
- 「あー」と言って口を大きく縦に開く
(下顎を下に引っ張るように) - 「いー」と言ってよ口を大きく横に開く
(できるだけ左右の口角の高さが同じになるように) - 「うー」と言って口を思いっきり前に突き出す
- 「べー」と舌を出して精一杯下に伸ばす
(慣れてきたら前方、側方、上方などへ動かす)
1日30セットを目標に、一度に最低でも10セットは行いましょう。
この1から4の動きを1セットとして4~5秒程度のスピードで、1分間に10回行います。
一つ一つの動作を大きく大げさに、が基本で、体操が終った後に顔がジ~ンとするくらいが理想的!
毎日続けることが大切です。
基本的に声は出さなくて構いませんが発声したほうが動作も大きくなり効果的です。
顎に痛みがある場合は、「い~う~」だけでもオッケーです!
いかがですか。
どれも簡単なので、是非やってみてください!
口呼吸が改善して皆様のお口が良くなりますように、、、(*^_^*)
参考文献
1歯科衛生士2015年1月号
2正しく鼻呼吸すれば病気にならない