こんにちは。
大崎シティデンタルクリニック
歯科衛生士の渡邉です。

本日は前回山口先生の記事でありました、
歯肉歯槽粘膜形成術の一つ、
小帯切除術についてです。

小帯とは、頬や舌、唇の内側の粘膜と歯肉の間をつなぐ、すじの部分のことです。
それぞれの部分ごとに
上唇小帯下唇小帯頬小帯舌小帯
と呼ばれます。

この小帯の位置に異常があると
上唇小帯では、上唇の運動障害や歯列不正、
舌小帯では、舌の運動障害、言語障害
頬小帯では、小帯の高位付着による歯肉退縮や根面露出が起きたり、
ブラッシングが困難になることから、むし歯、歯肉炎のリスクも増大します。

小帯切除術の術式は、
①局部麻酔
②小帯の切開
③遊離歯肉移植術
主に口蓋の歯肉(上あごの天井)を移植
④縫合
です。
切開、縫合のみでは後戻りし易いため、部位や場合によっては③の遊離歯肉移植術と言われる、口蓋の歯肉(上あごの天井)の移植を行うことがほとんどです。

各所の小帯はお口の中に悪影響を及ぼすこともあります。
気になっている方は
大崎シティデンタルクリニックへご相談ください。

大崎シティデンタルクリニック
歯科衛生士 渡邉