先日のことですが、日曜日を使って
あるセミナーを受けてきました。
「咬合診査・診断実習入門コース」
というもので
咬み合わせの診査、診断を
どのように行うか、という内容です。
歯の治療をする際に、咬み合わせの
ことを考えながら行うのは当然の
ことですが、
今ある正常な機能を邪魔しないように
精密に一本の歯を作る際に、
あるいは
多くの歯を失ってしまい、
どこで咬んで良いか分からなくなって
しまっている場合に
正しい咬み合わせを回復する際に
より考慮に入れて行う必要があります。
患者さんの歯型を咬合器、という
装置に乗せて事前に咬み合わせを
診査することで、
余分な歯のぶつかりを
取り除いたり、
ズレてしまった
顎の位置を修正したり、
と
より精密に体に調和した
治療を行うことが出来るように
なります。
もちろん当クリニックにも
複数の咬合器が用意されておりますが、
私が学生時代に実習用の器材として
購入してもらい、
実習でわずかに
使用しただけでとってある
新品同様の、そして意外に高級な
咬合器があるので
今後それを使って
積極的に様々な症例において
咬合の診査・診断を行い、
より精度の高い治療を
目指していくつもりです。
三留