こんにちは!
今回は
位相差顕微鏡についてです。
当クリニックでは、
齲蝕(いわゆる虫歯の事です)病原菌や歯周病の原因となる
口腔内の細菌検査を行っております。
しかし、
ただ細菌が居ます!
いっぱいいます!
と言われても
なんだかぴんと来ない方が多いのではないでしょうか…はてなマークはてなマーク
(菌の名前って舌を噛みそうな名前が多いですしね)
そこで、
今回のタイトルにもなっている
位相差顕微鏡
の、出番です。
ちなみに、昔(?)理科や生物の実験で使用していたのは光学顕微鏡です。
何が違うかというと、
この顕微鏡は
光の屈折率の差を利用して検体(細菌)を観察できるため
染色などをする必要がなく
(通常、細菌は透明なので色をつけないと観察出来ない)
動く細菌などを生きたまま観察できるのですにひひ
さて、
口の中の
歯垢を取り出して
観察してみると…
細長い線状菌
ソーセージのような桿菌
丸い球菌(虫歯菌として有名なミュータンス菌はこの種類に属します)
などなど…
齲蝕や歯周病の原因菌がてんこ盛り!
歯垢が実際は細菌の塊であることが
体感出来るんですね…
実際に観察してみると、
動いている細菌も居たりしてドクロ
さあ、
今日からはがんばって
歯を磨きましょうね大泣き
赤木