大崎シティデンタルクリニック、歯科医師の松本です。

日々の診療で、患者様から睡眠中の歯ぎしり・食いしばりに関する質問を受けることがよくあります。

歯ぎしり・食いしばりの直接的原因は明らかになってはいませんが、以下に現在考えられている主な原因をご紹介致します。

①ストレス

ストレスは、主な歯ぎしりの原因と考えられています。

中々、ご自身では気付く方は少なく、ご家族や友人に指摘される方が多いのではないでしょうか。

②飲酒・喫煙

アルコール・ニコチンの摂取は、歯ぎしり。食いしばりを増長させると言われています。

③噛み合わせ

以前までは、歯ぎしり・食いしばりの最大の原因と考えられていました。

現在では、助長因子として考えられているそうです。

 

諸説原因は考えられていますが、睡眠中の歯ぎしり・食いしばりをを根本的に止める治療方法はありません。

主な原因である「ストレス」を減らすと言っても、完全に排除することなど不可能でしょう。

日頃から運動をしてストレスを発散させたり、睡眠前にリラックスできるよう工夫するなどの減少を図ることは可能だと考えられます。

歯ぎしりに対する、一つの対策として、ナイトガード(マウスピース)を作成すのは効果的です。

ナイトガードを付けていれば、睡眠中に歯ぎしりをしても、強い力から歯を守ることができます。

一度、歯科医院にてご相談してみてはいかがでしょう。

大崎シティデンタルクリニック、歯科医師松本。