こんにちは。大崎シティデンタルクリニック、衛生士の平良です。

今日は『ドライマウス』についてお話しします。

ドライマスとは…
唾液分泌量が低下する事から口腔内に痛みや不快感が付き纏う、喉が乾く等、通常は自覚症状が生じますが自覚症状を感じない事もあります。
又、唾液の量・働きが低下すると知らぬ間に虫歯や歯周病、口臭の原因にも繋がるんです。
逆に唾液分泌量が多い方はお口のトラブルを予防できる健康な人と言えるでしょう。

原因は、
・自己免疫疾患であるシェーグレン症候群
・薬剤の副作用
・糖尿病
・更年期障害
・腎不全
・口腔周囲の筋力の低下
・ストレスなど複合的な要因

具体的な症状は、
・口や喉、唇の乾きを感じる
・夜間に口が乾いて目が覚めることがある
・パンやビスケットなどの乾いた食べ物が飲み込みにくくなる
・入れ歯が合わなくなる
・乾燥状態が続くことで口の中がピリピし、舌に痛みが生じることもある
・虫歯、歯周病の多発
・舌苔(舌の上の汚れ)の肥厚
・口内炎や口臭が生じる

治療を始める前にまずは、何が原因で口腔乾燥に至っているかを探る必要があります。その為の検査として問診、視診、唾液分泌検査、唾液腺の検査、血液検査などが代表的です。
(大崎シティデンタルクリニックでは唾液分泌量、唾液の質、口腔内常在菌の検査を保険外診療で行なっております、お気軽にご相談下さい!)

原因が確定してからの具体的な治療方針の一部ですが、

シェーグレン症候群では、唾液分泌促進薬や漢方薬の処方もあるようです。
処方薬での副作用が考えられるケースは、(一番多いと言われております)薬の変更が可能か処方薬の主治医に相談するのが良いでしょう。不安でしたら歯科医院で相談し、処方薬の主治医宛に対診書をお願いする方法があります。

歯科医院でドライマウスに提供可能な対症療法として、人工唾液、湿潤剤などの処方があります。
何より大切な事は良く噛む食事を意識して何時も水分補給を怠らないよう、口腔内の保湿を心がけることが大切なんですね。
大崎シティデンタルクリニックでは日常患者様ご自身で行える唾液腺のマッサージもお教え致しております、これは手軽でおすすめですよ‼️

お口の中が渇いたり、症状が当てはまる方は大崎シティデンタルクリニックに一度ご相談ください。