こんにちは。
歯科医師の渡邉です。

先日上野の国立科学博物館に行って来ました。
” 深海展 ”という催しをやっているのを見に行くのが目的でした。

みたことのない深海魚の映像や標本は大変興味をひかれました。
小学校の頃にシーラカンスの標本を見たことがあったのですが、今回再び見ることができました。

深海展を見たあと、科学博物館に展示されている展示物も見てきました。
特に興味をもったのが、古代の生物達です。

いまの生物では考えられないようなところに牙があったり、とてつもない大きさに見とれてしまいました。

古代生物の歯並び・咀嚼についても解説されておりました。

猿人・古代人の骨格標本も展示されており、歯についても詳しい説明がありました。


地域によって微妙に歯の大きさや形態が異なっていたり


古代人は結構親知らずの歯が、普通に骨格にきれいに並びきってるな~、という印象を受けました。

昔 学生時代に授業で習ったときに、
親知らずは古代人の名残りで、現代人の骨格には入りきらない
んだよ、みたいなこと先生が言ってたな~
なんてことを思い出しながら見てきました。

下の写真は江戸時代の日本人の標本ですが、
すでにこのころから虫歯と歯周病が進行していた人がいたようですね。

中学生の頃に見に来て以来だったので、
懐かしく、そして新鮮な感動を味わうことができました。

たまたま三留先生も深海展を見てきたようで、博物館の話で盛り上がりました(笑)

かなり博物館は広かったので、またゆっくりと見に行きたいと思います。
大人も楽しめる場所ですので皆様もぜひいかれてみてはいかがでしょうか。

渡邉