こんにちは
大崎シティデンタルクリニック歯科医師の松本です。
野生の動物はなぜ、歯磨きしなくても虫歯になりにくいのでしょうか。
それは、食習慣だと考えられています。
野生動物の食事には、糖分がほとんど入っておりません。また、繊維成分を多く含んだ物を食べ、加工しない硬い生の状態で食べるためよく噛む必要があります。
よく噛むことで唾液の分泌量が上り、口の中が虫歯になりにくい環境になります。
私たち人類も縄文時代までは、虫歯や歯周病は少なくかった事が化石から分かっているそうです。
時代とともに食習慣が劇的に変化をした事が虫歯や歯周病の進行に影響を与えているのでしょうね。
やはり、お口の健康を守るには、良く咀嚼し、食後には必ず歯磨きする習慣が大切ですね。