こんにちは、歯科衛生士の藤島です(^^;
皆さんは「歯周病」って、最近メディアにもよく出るようになった言葉ですが、そもそもどんな病気かご存知でしょうか?

歯周病は「歯槽膿漏(しそうのうろ)」とも呼ばれている、歯の周り=歯茎の病気です。

「むしば」と「歯周病」は口の中の二大疾患と言われ、口の中に出来る病気の90%以上の割合をしめています。

歯周病は歯茎の炎症から始まり、のちに進行すると骨を溶かしていきます。歯茎の炎症だけの段階であれば十分に治る可能性がありますが、骨が溶け始めると歯周再生療法などの処置をしない限り一般的には溶けた骨は戻ってくることはなく、元通りに治ることはありません。ですので、いかに進行を止めるかが大事になってきます。

では予防するためにはどうすれば…?

むしばも歯周病も実は細菌の感染症です!ですので、細菌を増やさない事と、増えた菌を除去することが大切です。

細菌を増やさない為には、
①生活習慣(特に食生活習慣)を整える
②歯を丈夫にしてくれるフッ素などを積極的に摂取する
などの対策が大切です。

又、増えた細菌を除去するには、
①毎日の歯磨きによるセルフコントロール
②定期的なクリーニングによるプロフェッショナルコントロール
が大切です🎵

お口の中には常在菌がいて、細菌の種類は人により違えど必ず存在します。

毎日食事をする→毎日お口の中にいる細菌に餌をあげる→毎日の歯磨きが必要!

そして、歯磨きで取りきれない細菌を取るためには定期的なクリーニングが必要です(^^ 細菌は歯ブラシの毛先一本より細菌の方が小さいので必ず残る菌がいます。そんな菌を除去するためにも歯科でのクリーニングを受けてください✨✨

歯周病を予防して健康なお口の中を維持していきましょう🎵