みなさん、こんにちは。
大崎シティデンタルクリニック歯科衛生士の菅原です。
料理や掃除で使われる重曹が、口腔内の環境に3つのメリットがあると知っていましたか?(о´∀`о)
重曹が虫歯予防、歯槽膿漏、ホワイトニング、口臭改善に有効らしいです。
重曹の正式名は、「炭酸水素ナトリウム」と呼ばれていて、主にキッチンのひどい油汚れを掃除する時や、お肉をやわらかくするのに使用されたりしています。
1️⃣歯を白くする働きがある
重曹は歯を白くする働きがあるそうです。理由は研磨力が強い為です。市販で販売されている歯磨き粉にも研磨剤は含まれていますが、重曹よりも弱いです。表面についた黄ばみなどの着色汚れを薄く削って落とす働きがあるそうです。
歯というのは上記のような構造になっていて、歯磨きをする事によってエナメル質についた汚れを落とします。
重曹は研磨力が強いので、直接歯ブラシにのせてゴシゴシと磨いてしまうと、エナメル質が大きく削れてしまい、象牙質がむき出しになってしまいます。象牙質がむき出しになってしまうと逆効果で、歯が以前よりも黄色くなってしまうそうです。
2️⃣口臭予防に有効
口臭は、お口の中が酸性になっていると臭いが発生します。例えば、お腹が空いている時に、口臭がひどくなっている事がありませんか?
食後3時間ほど時間が経過すると、唾液の量が減ってしまい、口腔内が酸性になってしまうのです。
重曹は弱アルカリ性のため、うがいする事により酸化物による臭いを中和してくれます。
就寝前や起床後にうがいをすると、お口の中もスッキリして、口臭予防に効果的です。
https://www.ohsakicity.dental/treat-other.html
3️⃣虫歯予防に有効
重曹は酸性の口腔内を中和させる働きがあります。
歯というのは、食事をすると口腔内の環境が酸性になり、歯が溶けてしまいます。しかし、唾液が出る事によって再石灰化が起こり、歯を再生するそうです。
その為、食後や就寝前の重曹うがいは、酸性の状態が短くなる為に、歯が溶けるのを防ぐのに効果的です。
溶ける事と再生のサイクルは下記のような流れです。酸性になっている時間を減らすことで、唾液が歯を再生して虫歯予防に繋がります。
★重曹うがい液の作り方★
- 500mℓのペットボトルに、水を入れます。
- 重曹を計量スプーンの小さじ1杯をとり、①に入れます。
- よく振ったら完成です。
★コップに入れて作る場合★
- コップに水を入れます。
- 500mℓのペットボトルで使う量の3分の1程の重曹を①に入れます。
- よくかき混ぜたら完成です。
実際にやってみたら…
歯磨き粉を使わずに歯磨きをしてもツルツルになった気がします╰(*´︶`*)╯
興味のある方は是非お試し下さい!
菅原