皆さん、こんにちは。

歯科医師の松本です。

本日は、歯科治療時の麻酔についてお話し致します。

昔に比べて歯科麻酔は痛みは軽減されていると言われています。

その要因としては、以下が挙げられます。

①表面麻酔の使用

表面麻酔というジェル状の麻酔薬を歯茎に置き、針を刺す前に歯茎を麻酔します。

大崎スタッフ

②電動麻酔の使用

電動の注射器を使用することによって、圧力を一定に保ち痛みを軽減します。

強圧もしくは麻酔するスピードが速いと痛みが出やすいと言われています。

大崎スタッフ

 

③麻酔液の温度

麻酔液が冷たいと痛みを感じやすい為、体温と同じくらいの一定の温度に保つことによって痛みを軽減しています。

 

通常の虫歯治療で使用する麻酔量の効果時間は、2~3時間程度です。

麻酔が効いてる間は、硬い物、熱い物のご飲食は避けましょう。

硬い物を食べて、間違って頬を噛んでしまったり、熱い物を飲んで火傷してしまったりするからです。

時々、麻酔をした部位に口内炎ができたと言われることがあります。

私の場合は、針を刺す部位を消毒してから麻酔するよう心がけていますが、それでも傷口に細菌が感染して口内炎ができる場合がああります。

その場合は、ケナログなどのようなお薬を塗ると痛みが軽減します。

 

全ての歯科治療に麻酔が必要であるとは限りませんが、麻酔が必要な時は患者様に安心して治療を受けて頂けるよう心掛けていきます