こんにちは、歯科衛生士の藤島です。
クリニックで働くことになって早いもので半年経ちました。
最初の1か月はとても長く感じ、2か月目からは段々とスピード感を増して、時に慌ただしくも過ぎ去っていきました。
最初は決められた診療時間をこなすことに手いっぱいでしたが、最近は、その時間内で患者様に今日来て良かった!と思ってくれるような…痛くても口の中が綺麗になった、歯磨きのコツを掴んだ、治療の見通しが立って安心したなど…何か一つの実りを感じてもらえるように!取り組んでいますv(^-^)vアップ
さて、前置き長くなりましたが、こないだ来院された患者様の中でとても歯磨きが上手なのにも関わらず、むし歯が多い…という患者様がいました。なんでだろう?と気になっていたところ、思い出したのが「酸蝕症」という言葉!
皆さん「酸蝕症」って聞いたことありますか?
名前の通り、酸(さん)に蝕(むしば)まれる症状の事です。
虫歯(齲蝕)と大きく違うのは、バイキン(細菌)以外が原因で、口の中に酸が増え、歯が溶けてしまうということ。
酸性の薬を飲んでいたり、メッキ工場やガラス細工工場で酸性のガスを使用する職業もなるそうです。他にも、酸性の食品をいつも飲食している人がなりやすいみたい。
pH7が中性、
それより数値が低いと酸性です。
pH5.5以下になると歯は溶けはじめます(三( ゚Д゚)あせる
酸性の食品…何かと思って調べてたら、黒酢pH3.1!栄養ドリンクpH2.5!!なんと炭酸の王様コーラはpH2.2で胃酸のpH1~2に近い強酸性でした( ̄□ ̄;)!!更にレモンはpH2.1…
つまりコーラの中にずっと歯を入れとくと、溶けてくるんですね。
私はよく栄養ドリンクに助けを求め飲んでいますが、栄養ドリンクもこんな酸性の食品であったとは…(笑)
侮りがたし酸の力!
この患者様にはまだ1度しかお会いしていないのでこれからですが、何が原因で歯が溶けてしまったのか探っていきたいと思いますニコニコキラキラ
酸蝕症の症例↑↑