当院にいらっしゃる多くの方から伺うのが
「詰め物がとれた」
「被せものがとれた」
と、いった類いのお話です。

「さっき取れた」「先週とれた」なんてのはまだ
かなりいい方で、
「取れたものはすでにどこに行ったかわからない」
「多分、半年以上前にとれている」
という方もけっして珍しくはありません。

特に一度神経をとる治療をしてから被せものにした歯は、
少々のことで痛みを感じることもあまりないせいか
なんとなく長期間放置してしまう方が多いようです。

ただ、痛くないから問題ない、ということではなくて
痛くなくても状況によっては確実に虫歯は進行している、
ということも多々あります。治療を開始することで痛みが
でたり、自覚症状はなくとも虫歯がひどくてやむを得ず抜歯に至ったり、
することもあります。また、そのつもりはなくとも症状からやむを得ず
抜歯に至ることもあります。

以前から何度か申し上げているとおり、目立ったトラブルがなくとも
3ヶ月に一度、定期的に検診にいらっしゃることでこのような
トラブルに会う可能性がかなり下げられることはお分かりかと
思います。

当院では一度治療が終了した患者さんにも3ヶ月ごとに
定期検診のご案内のはがきを出しております。
ご自身で不便を感じることがなくとも、是非、定期的な
検診にお越しいただき、早期発見、早期治療の原則で
治療を追うけいただくことをおススメします。

三留