さて、歯には虫歯ができやすい場所があります。
1960年代にブラック(アメリカ)が、歯には虫歯ができやすい部位があると論文にまとめ、
虫歯の予防法を提唱したのです。
①汚れがたまりやすい奥歯の咬合面の溝の部分、
②歯と歯の隙間
③歯と歯肉の境目などに虫歯ができやすい。
歯垢を赤く染める歯垢検知液で歯を染めて見ると、そうした部分が染まります。
そこから虫歯が起こるのだから、
『歯の汚れが虫歯の原因で、しかもネバネバしたものが付着してるから、
これを除去することが虫歯を防ぐ』
という考えが生まれたのです。
皆さんもこのあたりに気を付けて、普段の歯磨き、予防処置を
行ってもらいたいと思います。
本年もよろしくお願い致します。
中野