今週のアタマの日曜日に、当院の理事長を筆頭に常勤の歯科医師数名で、
あるスタディグループの勉強会に参加してきました。
参加者の中の有志7名ほどが、それぞれ1時間を持ち時間に発表、質疑応答
を繰り返していく形式で、朝から夕方まで色々と学んで参りました。
時節柄、インプラント治療にちなんだ内容が多くなりますが、ひとくちに
インプラント治療と言っても様々なアプローチがあり、総入れ歯だった人
を全てインプラントで噛み合わせを回復するような大掛かりな症例から、
インプラントの手術に使用する、器具の効率良い滅菌やメンテナンスの方法まで
幅広く、為になる話聞く事ができ、とても有意義な一日を過ごすことができました。
一つ気が付いたのは、こういった勉強会で新しい知識を得るという、そのものも、
とても大切な事なのですが、新しい知識を得るという刺激を得ることで
今の自分がこれで良いのだ、と安住してしまわない謙虚な気持ちを再確認する
こともとても大切だ、ということです。
少し前に読んだ新聞に、あるお寿司屋さんが紹介されていて、そのご主人は
寿司職人を70年以上続けて、ついにはミシュランで三ツ星を獲得された方なの
ですが、その方が「いまだに如何にしたら、お客様に喜んでもらえるおいしい
お寿司を出すことが出来るか、と常に考え、改良を重ねている」といった内容の
ことを言っていたことを久しぶりに思い出しました。
日々の研鑽を怠らないよう、緊張感を持って診療にあたろうと決意も新たに
家路についたのでした。
が、都合があわず、懇親会でビールを飲めなかったのはとても残念でした・・・。
三留